NEWS

8/24「#勝手に円卓会議【香美町編】囲んで食べて考える ~地域とのカジュアルな関わり方~」イベントアーカイブ

8月24日(土)は「#勝手に円卓会議【香美町編】囲んで食べて考える ~地域とのカジュアルな関わり方~」

が開催されました!

 

 

春先に2Fにてイベント&ギャラリー展示を行ったことがある全国を旅するクリエーター集団”hyphen.”の

居候男子こと木津歩さん
香美町・NPO法人TUKURUの松岡大悟さん、木原弘一郎によるクロストーク。

 

 

「自然や人の暮らしや特産品や観光も確かにあるけども、第一に”香美町”をまずは知ってほしい!覚えてほしい!それだけです笑」
・・・というびっくりするようなシンプルな思いを笑顔で熱く語るところからこのイベントがはじまりました。

 

 

 

トークは木津さんと香美町が結んでいる新たな選択肢、”関係人口契約”が一つのキーワードに。
現在、全国的に現在一般的に周知されているような地域創生・地域おこし・移住定住促進、

といういわゆる硬めの関わり方ではなく、

「関係人口」という気軽に地域と関われるキーワードが最近になってやっと浸透してきました。

香美町ではそれがさらに進化した、新たな地域との関わり合い方として「関係人口契約」を始めています。
硬すぎず緩すぎず。
確かな絆と地域内外の情報の共有化と流れを地域とそこに関係する人に

もたらすこの考え方はとても進んでいて、面白い試みでした。

これから徐々に他の地域にも伝わって行くかもしれません。

 

——————————————————————————————————————————

 

〜トーク終了後は懇親会〜

 

 

 

 

今回は通常のカウンタービュッフェ形式ではなく、

香美町に関わる人や食材をイメージさせるような特別仕様の旗とおばんざいを会場内に点在させました。

 

 

 

 

”ご飯を取るため”

”人と話すため”

”展示を見るため”

・・・などの理由から会場内を必然的に動かないといけない状況を生み出したことで、

会話の場が全体的に循環して行くような現象が起こりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

とても自然的で香美町の空気感を想像させるような面白い現象でした!

 

イベントは終了いたしました。
今度は自分たちの足で香美町を訪れる番かもしれないですね♪

8月23日【Slow&deep!アキタライフ2019「北の秋田と秋田の南編」】イベントアーカイブ

8月23日(金)はSlow&deep!アキタライフ2019「北の秋田と秋田の南編」が開催されました!

 

 

こちらのイベントは今後秋田県で予定されている「スロー&ディープな秋田を体験できる現地交流ツアー」へのステップアップレクチャー&事前交流会を目的として開催されました。

秋田県の北側からは三種町・八峰町・能代市・藤里町が参戦。木や木の実やアイスを使ったワークショップを開催!

 

 

一方、南側である羽後町からは端縫い衣装と呼ばれる着物装束を纏った本場の踊り手さんが特別に”西馬音内の盆踊り”を実演してくれました!

 

 

 

風土からは各地域で力を入れているという食材をふんだんに使ったおばんざいを提供しました。

 

 

中でも八峰町のひより会が作っているというしょっつる(ハタハタの魚醤)は魚のだしと塩気がとても色濃く効いたもので、普段使用していたものとはまた違った味の楽しみ方もできました。

 

 

枝豆やトウモロコシは炊きたてでおむすびにし、

 

 

 

夏野菜は揚げ浸しにしてみました。これが美味しくないわけがないっ!

北と南でそれぞれ違った文化やものづくりが花開き、伝統が色濃く受け継がれ、次世代による新たな取り組みも生まれつつある・・・そんな動きを知ることができる濃くもあり、スローでもある素敵なイベントでした♪

 

 

現地ツアーは10月より開催されるとのこと!10名限定だそうです〜この機会をお見逃しなく!

https://www.akitafan.com/archive/events/28408

7/20 青森県十和田市 私たちの納得感の見つけ方「これからの地域の関わり」イベントアーカイブ

 

青森県十和田市の、【イベント私たちの納得感の見つけ方「これからの地域の関わり」】は、

7月20日(土)に開催され、無事終了いたしました。

-----------------------------

自分の暮らしを振り返る時、何を感じて日々取捨選択して行動に移しているのだろうか。

それは自分自身で感じる”納得感”が得られるかどうかによるのではないだろうか。

-----------------------------

この”納得感”をキーワードに今現在十和田市に関わりながら暮らしている方々がトークセッションしました。

ゲストの方々は元々暮らしていた内側に戻ってきた人もいれば、完全に外側からやってきた人もいました。

それぞれの立ち位置と切り込み方でその土地に馴染んでいくまでを振り返りながら、お話が発展していきました。

 

 

移住者だけではなく、多拠点居住者との関わりも増えつつある十和田市。

Uターンや新規移住というような土着的なものとはまた違う、常にどこかを巡り続けている立場ならでは関わり方が生まれて来ているようでした。

 

トークの中で、「この街に2〜3回は訪れただろうから次からは移住のことを考えてみて〜」と謳うのは「2〜3回遊んでみたら次からは結婚のことを考えてみて〜」というのと同じだという感覚のお話が印象的でした。

移住やその土地に住むというのはとても気軽いものではなく、結婚や契のようなもの。だからこそ人によっては信頼感や安心感が生まれ、人によってはそれを重く感じてしまうかもしれません。

 

 

世の中で移住促進系のイベントが乱立する中、

「移住も嬉しいが移住だけが地域を盛り上げることに直結するわけではない」

という十和田市行政の方のお話は、これからの時代を見据えているしっかりとした目線でした。

 

「移住するしない・結婚するしないに関わらず、十和田を好きになってもらえたら。」

「気軽にいつでも遊びに来てもらえたら。」「一緒に楽しみを見つけていけたら。」

ゲストの方や十和田市の方からはとても自由で温かみのある言葉が交わされました。

 

 

 

 

今回イベントが開催される一方で、実は風土スタッフが独自に十和田の町自体を何度か観察しに行っていました。

 

 

 

 

 

よーく見てみると、今も昔もとても両極端な存在が同在していることがわかりました。

”湖と山が連なる大自然と寂れた観光地。”

”古き良さも感じられながら現代アートが花咲くような街。”

ここまで両極端なコンテンツが同在する場所も珍しい気がします。

 

初めての十和田湖や十和田の町並みに足を運んだシェフは

「両極端なものがすでに存在しているからこそ、様々な人や人の感覚を受け入れられる器の広さがあるのではないだろうか?」と感じたそうです。

 

広大な大地と街が同在し、多くの人々の感覚と自由さを受け入れられる度量のある地域だからこそ、今の十和田市に魅力を感じ、それぞれの立場なりに関わっている人たちがいるのかもしれません。

 

 

そんな今の十和田をイメージした料理を作れたら・・・

 

 

・・・ということで、懇親会タイムではシェフ・石丸による”十和田スペシャル”が登場しました!

 

 

 

*実際に提供された当日のメニューの詳細については

7/20 青森県十和田市 私たちの納得感の見つけ方「これからの地域の関わり」料理考察について

を読んでみてください♪

 

 

 

 

イベント中リアルタイム発信でブログ記事が完成!

そしてリリースしたブログを展開しながら、シェフの解説を聴きながら、

自由に立食していただきました。

 

 

 

トークや質疑応答、料理、ウェブメディアなど。

様々な形で十和田について、そして私たちの納得感についてを語り合う素敵な一夜になったと思います。

 

イベントにご来場いただいた方も、そうでない方も、十和田にふらっと遊びに行ってみてはいかがでしょうか?